7/3、4の2日間、 遠野市後方支援活動検証委員会第１回分科会が行われました。当研究グループは、その検証に当たっての技術的支援を行う外部有識者として関与しています。

分科会は第１（市職員中心の対応）、第２（市職員と市民の協働による対応）、第３（市民中心の対応）の３つに分かれています。今回の各分科会では、これまでに行った個別のヒアリングを基に、全体のタイムラインを整理し、内容の修正や追加すべき事項等を洗い出しました。例えば、炊き出しにおける市民ボランティアは、婦人会を中心としたおにぎり作りだけでなく、釜洗いなど力仕事担当の高校生や、おにぎりを入れる箱づくりをした子どもたちなど、幅広い世代が関わっていたことなどが確認されました。

それぞれ３時間の長丁場でしたが、集まったそれぞれの立場の方々の記憶をつなぎ合わせることができました。今後はさらに詳細なヒアリングに移行していきます。