防災情報の統合解析・高度活用技術に関する研究

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【10/25開催】「eコミウェアフォーラム」意見交換会の開催

開催趣旨

防災、子育て、福祉、地域活性化などにおいては、コミュニティでの協働が必要不可欠です。最近では、携帯電話やスマートフォン、ソーシャルメディアが浸透 してきたことで、情報を手に入れたり発信したり、コミュニケーションが取りやすい時代になってきました。情報ツールが気軽で使いやすくなってきたことは多 くの人が実感できていると思います。しかし、実際、それでコミュニティでの協働は本当にうまくいっているのでしょうか?

協働のためには、情報やそれを利用する道具だけではなく、それらを効果的に使いながら、人や組織が互いにつながり、それぞれの活動を活発に、継続的に、推進していくことが大事になります。人や組織が育ち、コミュニティが育っていくことが何より重要です。

「e コミウェアフォーラム」は、(独)防災科学技術研究所が社会でのより広い活用を期待してオープンソースとして公開した「eコミウェア」を中心に、コミュニ ティの協働を促進するため、2010年3月に設立されました。その後、様々な地域、様々なコミュニティで、これらを活用して具体的な協働が進められてきて います。特に、2011年3月11日に発生し、今も続く東日本大震災においては、自治体やボランティアが主体となって、「eコミウェア」を活用した災害対 応や被災地支援活動が行われ、現在も継続されています。

このような協働が進められている中には、人、組織、コミュニティとして、様々な努力と苦労 が多々あります。その経験をコミュニティ同士で共有し、またそれぞれの活動に活かしていくということも、コミュニティを育てていく上で社会として大事なこ とであり、「eコミウェアフォーラム」はそのための場でもあります。

そこで、このたび、「eコミウェア」を活用しながら積極的に推進されている 様々なコミュニティでの協働の最新事例を紹介していただき、それをもとに意見交換する会を設けることにいたしました。各地域、各コミュニティでの経験・知 見を皆さんで共有しながら、今後の新しい協働社会について、具体的に議論していきましょう。
3.11以降の新しい協働の社会づくりにチャレンジしていきませんか?

開催概要

名称 「eコミウェアフォーラム」意見交換会の開催 - 3.11以降の新しいコミュニティ協働社会を目指して -
主催 (独)防災科学技術研究所、eコミウェアフォーラム
開催日 2012年10月25日(木)
時間 14:00-16:30 (13:30受付開始)
場所 秋葉原コンベンションホール5階カンファレンスフロア 5A会議室
イベント案内 プレスリリース

プログラム

1. 開会あいさつ
2. 「eコミウェア」とは
現在取扱中のソフトウェア
  • eコミグループウェア
  • eコミマップ
  • 相互運用gサーバー
今後取り扱う予定のソフトウェア
  • eコミクリアリングハウス(仮称)
  • デジタルコンテンツアーカイブシステム(仮称)
  • 電子教材作成&学習支援システム(仮称)
  • 被災者見守り管理システム(仮称)
3.  新しい事例の紹介
  • 「中部地域でのeコミュニティ活動」 特定非営利活動法人 DoChubu 古瀬勇一氏
  • 「つくば市民レポーター」 つくばコミュニティ放送株式会社 増田和順氏
  • 「中越地域における協働コミュニティ展開」 特定非営利活動法人ながおか生活情報交流ねっと 桑原眞二氏
  • 「スマートフォンによるeコミウェアのさらなる進化とコミュニティでの活用」 株式会社ナブラ・ゼロ 小島誠一郎氏
  • 「災害ボランティアセンターの運営と被災者見守り支援 -宮城県での取り組み-」 株式会社SRA東北 楢木秀人氏 宮城県災害ボランティアセンター 池田真幸氏
  • 「東日本大震災の情報アーカイブと防災電子教材作成・学習支援」 独立行政法人防災科学技術研究所 長坂俊成氏
  • 「地域協働での防災活動推進としての防災コンテスト」 独立行政法人防災科学技術研究所 李泰榮氏
4. 今後の展開と意見交換

地域での活動をより活発に進めるための取り組みと今後の新しい協働社会について

5. 閉会あいさつ

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