防災情報の統合解析・高度活用技術に関する研究

地域発 防災ラジオドラマ in 藤沢 鵠沼海岸5丁目町内会 水害編

2009年7月に神奈川県藤沢市の鵠沼海岸5丁目で、「シナリオ型防災ワークショップ」を実施し、台風が来たら、というテーマで議論し、シナリオを作成しました。2009年10月にレディオ湘南で放送されました。

鵠沼海岸5丁目町内会 水害編

地域の概要

こちらは、以前の中期計画の研究成果です。

  • 地域 : 神奈川県藤沢市鵠沼海岸5丁目
  • 作成主体 : 鵠沼海岸5丁目自主防災会
  • 放送局 : レディオ湘南(83.1MHz)
  • 放送期間 : 2009年10月

テーマ一覧

  1. 事前編:地域を直撃する台風に対する事前準備を議論する(2009/10/1 放送)
    [ MP3(27MB)] [ 台本]
  2. 事中編:災害発生当日の自主防災本部の活動(2009/10/15 放送)
    [MP3(27MB)] [ 台本]
  3. 事後編:要援護者支援と災害発生後の地域支援(2009/10/29 放送)
    [MP3(27MB)] [ 台本]

※ 音声ファイル(MP3)をパソコン上で再生するには、 QuickTimeVLC media playerが便利です。

<防災ラジオドラマの注意点>
このドラマは住民はじめ行政など地域のさまざまな関係者が協力して災害時に想定される事態や対応について話し合い創作されたフィクションです。ドラマのシナリオづくりの過程では、地域社会の実態を調べ、かつ、行政の防災計画や防災体制、被害想定、ハザードマップ、マニュアルなどの公式な情報を参考にしていますが、社会的なシミュレーション(模擬演習)として、また、今後の改善の視点を盛り込むなどの理由から意図的に事実と異なる設定をしている場合があります。特に、行政や自主防災組織等の公式な事実や解釈と異なる点につきましては、各台本にそれぞれ掲載しておりますので、ご参照ください。

防災ラジオドラマ作成の土台となったシナリオワークショップの資料

  → 1回目 (1.6MB)PDF

  → 2回目 (1.9MB)PDF

防災ラジオドラマ作成までの経緯

神奈川県藤沢市の鵠沼海岸5丁目で、「シナリオ型防災ワークショップ」を2009年7月に実施しました。自治会の住民から構成される自主防災会が主体となってワークショップを行いました。
この地域では、台風による大雨による内水氾濫の経験がある地域です。
ワークショップを行うにあたって、被災経験の写真を地図に載せ、洪水ハザードマップを重ねることで、地域の水害の蓋然性を理解し、現実に即した議論が行われました。
詳しい経緯は、リスク研究グループの広報誌「リスク情報と地域防災」第1号「 特集:地域の水害リスクのコミュニケーション-神奈川県藤沢市鵠沼海岸5丁目」(PDF)で取りあげられています。

研究一覧