レジリエンスの状態に関する量的な評価指標の開発に向け、世界におけるレジリエンス・ファイナンスの事例収集を行い、それを支える政府政策のレビューおよび課題の整理を行います。
災害対応の最も重要なプレーヤーとなる基礎自治体(市町村と東京23区)の防災対策の進み具合を可視化します。
防災基本計画などの行政文書から取り組むべき防災対策をチェックリストにし、基礎自治体の防災担当者に利用していただくことで可視化を行っています。
地域の自然特性や社会特性と併せて対策の進捗を確認することで、多様な防災対策の中から今後どの対策に重点的に力を入れるべきかが見えてきます。
「防災対策の実態評価」詳細(準備中)
「防災意識尺度」は、20の質問に答えるだけで、あなたの防災意識を測って全国の人と比べられる心理尺度です。
あなたの防災意識はもちろん、家族や職場の人の防災意識も測って比べたり、防災訓練やワークショップなどの前後で防災意識を測って変化を確かめたり、定期的に測って変化を追うこともできます。
住民の適切な生存避難モデルの構築に向け、豪雨被災地を対象にした避難実態の調査・分析を行い、平時の地域取り組みやソーシャルキャピタルの実態に加え、災害時の提供情報等が避難に及ぼす影響を解明します。
地域住民自らが、防災活動の手引き(手法)と「地域防災キット」(ツール)を用いて、地域で起こりうる災害の危険性を確認したうえで、災害時に地域で心配なことを課題として設定し、地域コミュニティが協力した対策の検討と、これらの結果を「地区防災計画」としてまとめることができます。
地域の災害レジリエンスを高めるために、全国の様々な自治体や地域コミュニティ、小中学校と協働して、平時からの防災活動や防災教育・復興教育の進め方(手法)と利活用できるツール(システム)の研究開発に取り組んでいます。