防災科学技術研究所 田口 仁

社会防災システム研究部門 / 総合防災情報センター

田口仁の顔(イメージ)

ご案内

Researchmapにもプロフィール等を公開しています。

研究発表や講義等で使ったスライド(公開可能なもの)は、SlideShareにて公開しています。引用元明記で2次利用可能です。

研究ブログ

日本災害情報学会誌に論文が掲載されました

本年6月末に出版された災害情報学会誌に論文が掲載されました。

田口仁, 李泰榮, 水井良暢, 佐野浩彬, 臼田裕一郎, (2016)「災害ボランティアセンターにおける地理空間情報の利活用方法の提案:被災地支援事例を通じて」, 災害情報(日本災害情報学会誌), No. 14, pp.116-127

<概要>
 災害対応においては空間的な状況認識・把握の統一が基本であり、地理情報システム(GIS)を使用した地理空間情報の利活用が重要である。被災地の復旧や復興を担う重要な主体の一つである災害ボランティアセンター(災害VC)において、GISを用いて地理空間情報の利活用を行うことができれば、効果的な復旧や復興に貢献できる可能性がある。そこで筆者らは災害発生後に被災地に入って支援を行い、実際に現場でGISを使用した事例を通じて、災害VCにおける地理空間情報の利活用方法を検討した。対象災害は2012年5月6日に発生した竜巻災害(茨城県つくば市)、2014年11月に発生した長野県北部の地震(長野県白馬村)、平成27年9月関東・東北豪雨(茨城県常総市)である。これらの事例から、災害VCにおける地理空間情報の利活用方法として、作成する情報、取得する情報、発信・共有する情報を整理し、4つのマップを提案した。また、今後の課題や展望として、提案した地理空間情報の利活用方法の改善や新たな利活用方法の追加、災害VCの情報の利活用方法の標準化とGISを含めた支援ツールの確立、地理空間情報の共有体制の構築を指摘した。


コメント